今年は茹だるような暑さですね…梅雨もあっという間でしたし、連日40度近い気温に参ってしまいます。
そんな暑さの中で着たくなるのがリネンシャツな訳ですが、良いご縁をいただきました。
北欧スウェーデンの老舗シャツブランドETON、今年から日本でも本格展開されるとのことで、その記念にシャツをいただきました。
ETONのブランドも含めてご紹介いたします。
ETON(イートン)について
1928年創業、スウェーデンの老舗シャツブランドです。失礼ながら私は今回初めて知りました…
日本へは今年から展開されはじめたようですが、世界ではハロッズ等の百貨店をはじめ50カ国で展開されているそう。Men’s EXやLEONなどの雑誌にも掲載されていたのでこれから知名度も上がってくるでしょうね。
シグネチャーツイルと呼ばれるシワになりにくい同ブランドの顔になる生地、そして型紙、縫製など、老舗らしいこだわりがあると伺いましたが、現物を見て、着てみて確かにその通りだなと感じる品質でした。
ETON 花柄リネンシャツ
今回いただいたのはこちらの花柄リネンシャツ。
他にもベーシックなホワイト、ブルー、オリーブ等、無地のリネンシャツも選べたのですが、この控えめながらもカラフルで爽やか、適度な主張のあるボタニカル柄はなかなかお目にかかれず、夏に1枚でも様になりそうということでこちらに。
手持ちにこういったボタニカル柄はなくチャレンジでもありましたが結果的に選んでよかったです。
たたみジワがついていて恐縮ですが、今回はゆとりあるCOMTEMPORARY FITを選んでおり、ウエストの絞り、ダーツもないシルエット。
洗いがかかっていると思われますが、手にした時からリネン特有のぷるんとした柔らかい肌触りが非常に心地よいです。
この写真だとわかりづらい、というかわからないのですが前たての柄合わせもきっちりされています。またボタンが8ボタンと手持ちのシャツの中では最も多いです。
襟は柔らかい雰囲気で綺麗な曲線を描いています。
カジュアル系のシャツだと襟が小さいことが多いのですがしっかりとした大きさがあるのも個人的に嬉しいポイント。
ステッチは端から3mm、運針は10mmに8〜9針ほどありカジュアルシャツとしては十分な細かさ。
カフスは円筒タイプ、ボタンがふたつで絞れるタイプです。ブルックス以外で久しぶりに見ました。
剣ポロもとても綺麗ですね。ここも柄合わせしてあったらさらにすごいのですがそれは贅沢というものです。
裾にはガゼットあり、袖は前振りではありませんがゆとりあるシルエットなので窮屈さは感じません。
また、襟の付け根のところに青ライン。特徴的な意匠ですね。
最後にボタン。ETONのシャツの特徴はこのボタンと思います。
2つ穴というのがポイントなのだと思いますが、それ以外にも根巻きがしっかりとされていて、かつボタンの面取りもしてあるので非常に付け外しがしやすい。
鳥足付けされたボタン以上かもしれません。
襟、縫製の綺麗さ、生地のよさ、そして着脱しやすいボタンと非常に良いシャツだと思います。良い縁を頂きました。
第二ボタンまで開けてもいやらしくならない
早速着用。襟の柔らかい雰囲気が良いのです。
それに加えて第二ボタンの位置が高めなので、はだけるほど胸元が見えず、個人的には絶妙なバランスだと思います。
1枚でサマになるシャツ
ゆとりのあるCOMTEMPORARY FIT、サイズは39を選んでいますがブラウジングもたっぷりとって、ゆるく着るのに最適なサイズ感です。
Levi’sの505とも相性が良かったです。ゆとりのあるシャツなので太すぎず、細すぎずのパンツと合わせて軽くブラウジングさせるとバランスが取りやすい。
控えめながらも花柄シャツなので、他はシンプルに、シャツを主役にするのが良いかなと思っています。
Camoshitaのセットアップと合わせてみたりもしましたが、やっぱり1枚の方がしっくりきました。他にもショーツ等と合わせて楽しんでいこうと思います。
まとめ
北欧スウェーデンの老舗シャツブランドETONのリネンシャツをご紹介しました。
その柄も、生地も縫製もかなり気に入っており、今年は暑くなるのが早いことも相まって出番が多くなること間違いなし。
まだ旗艦店などはないようですが、オンラインショップではセールをしていますので、気になる方はチェックしてみてください。おすすめです!
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