インスタとは怖いもので何気なく見ていると「おおっ、これは見てみたい」と感じるものが出てくるものです。
今回購入したシャツジャケットもその一つアローズのインスタで紹介されていてピンときて。実際に袖を通したらやっぱりその通り。私にとっては初めてのマリアサンタンジェロ、リネンのシャツジャケットです。
マリアサンタンジェロは1953年創業のイタリアナポリのカミチェリア。ナポリのシャツ屋さんです。今までもちろん目にしたことはありました、特に2×2のあのタグ。
シャツ屋さんなんだから最初はシャツを買うべきと思いながら気に入ってしまったのです。今回のシャツジャケット。あまりに好みの要素が多すぎました。
購入したオープンカラーシャツジャケット
購入したのはこちらのジャケット。正式にはオープンカラーシャツジャケット。オリーブドラブとネイビーの2色があり、どちらもいい色なのは間違い無いのですが私はオリーブドラブ一択でした。
全体像
オリーブドラブのリネンシャツジャケット。シャツジャケットというかカバーオールといった方がしっくりきますね。色味のせいかどこかミリタリー感も感じる1着ですが、作りはしっかりナポリのシャツ仕様なのが面白い一着。
この手のアウターはレスレストンのサファリジャケットを主力に着用していますが、本当に便利。困ったらさっと羽織る軽めのアウターというのが今の日本の気候にはよくあっています。
ただもっとライトに、でもシャツではなくあくまでもアウターっぽい感じ。リネンのシャツジャケットはまさにぴったりのものでした。
詳細
ここから詳細を。嬉しい箱付きです。品番はTAORMINAというらしい。
襟型はMARCELLO、オープンカラー(もしくはイタリアンカラー)のものを指すようです。同じ形でBEAMSも今シーズン別注をかけていたようで、ホワイト、グレー、ブラウンがあったらしい。
オープンカラーなのでトップボタンはなし、ゆるっと自然に襟元が開く形です。襟は大きすぎず小さすぎず、ライトアウターとしてちょうど良い塩梅だと思います。
また、ボタンは16mmの水牛になっておりこれだけでアウター感がでます。BEAMSのは貝ボタンですがこのオリーブドラブには水牛の方が○
1枚ヨークの下はほんのりギャザー。ほんのり加減が良いです。
カフスもほんのりギャザーとタック。ラウンドカフではなくスクエアカフ。ラウンドの方がバランス良いのではとも思いましたがジャケットだしなあと思い直す。
なお、ボタンつけはハンドで鳥足留めになっていてここでもシャツのディテールを感じられます。また甘いながらも根巻きもあり。
ポケットはカバーオールのようにパッチポケット。コバは縫われておらずシングルステッチです。
しっかり前振り袖、基本マシンメイドですがこの袖のところはハンドステッチが入っていました。シャツ屋さんの作るシャツジャケットですね。写真忘れましたがほんのり雨振袖。
なお、生地はリネン100%でイタリアVittoria社のものらしいです。私は初めて知った生地メーカー、ググっても情報がなかなか出てこないのですが、このシャツジャケットに使われているリネンはとても柔らかくザラッと、というよりもサラッとしています。
とはいえまだ角があるような雰囲気なので、着用して洗ってを繰り返して、今シーズン中に自分のものにしたいですね。
購入価格
すでに株主優待を使い果たしてしまったので、プロパー価格での購入です。六本木ヒルズのアローズで購入しましたが、ヒルズポイントが結構貯まっていたのでその点はラッキー、かな。と思うことにしています。
サイズ感・着用感
今回私はMサイズを購入しました。174cm、65kg、普段48を着用することの多い私でMでぴったりです。Sでも着用できましたが背中がやや窮屈かつ、緩く着用した方がこのジャケットには合うでしょうからMに。
購入した翌日に早速着用。このジャケットを購入するときに、間違いなくSefrのデニムと会うだろうなと思って翌日早速合わせました。
少し色落ちしたデニムその逆のリジッド、ベージュのチノでも合いそうです。スラックスでも…とアローズのHPでは記載がありましたが、私としてはカジュアルなパンツに合わせた方が良さそうです。
なお、偶然ですがこの日着用しているものは全てアローズで購入したもの。お世話になっています^^
まとめ
私にとって初めてのマリアサンタンジェロ。少し変化球のオーオンカラーシャツジャケットのご紹介でした。4月時点で25度を超える日もちらほら、さらっとこのジャケットを羽織って、着たら洗ってを繰り返す。リネンならではの素材感を楽しんでいきたい一枚です。
しかし、今年も暑くなりそうですね…
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