スエードでダイナイトソール、そしてレイジーマン。そんなあったらいいながあったRENDO × DratewkaのSLOTH.
これで雨でも楽にはける靴はOKと思っていたものの、人間欲が出てくるもので黒も欲しくなるんですよね。
※ラバーソールの黒靴はSandersもあるしCheaneyのCrowfieldもあるけれど、この欲はレイジーマンに対して…打例に対しての言い訳なのか、弁明なのかすらよくわからない話ですが…
で、SLOTHにブラックのユタカーフを使ったモデルが出ると聞き…
いつも通りご紹介させてください。
RENDO × Dratewkaシリーズについて
前回ご紹介したヤヌスカーフのSLOTHとともにご紹介しております。よければご覧ください。
RENDO × Dratewka SLOTH Utah Calf
それではユタカーフ版のSLOTHのご紹介です。これで二足目のRENDO x Dratewkaとなりました。箱などは同じ仕様ですね。
主な仕様
仕様は以下の通りです。ヤヌスカーフのSLOTHから革が変わり、価格も少しだけ上がりましたがその他は同一の仕様になります。こちらも通販等はなく神田万世橋のDratewkaのみで購入可能です。
ユタカーフはめちゃくちゃ高くなってしまったらしいですね…値上げはユタカーフに限った話じゃないにしろ上がり幅が相当だそうです。今のうちに、というものが増えすぎている気がします…
モデル名 | SLOTH(セミブローグ、レイジーマン) |
ラスト | 021(Dratewka exclusive) |
アッパー | Haas Utah Calfのブラック |
ソール | ダイナイト |
製法 | グッドイヤーウェルテッド |
価格 | ¥104,500 |
詳細
ここから詳細。とはいえ、SLOTH自体はご紹介しているので写真中心にご紹介していきます。セミブローグのレイジーマン、ユタカーフのややマットに見えつつもそこからじんわり光るような艶がとても良い。ヤヌスカーフとは随分と雰囲気が変わりますね。
シュッとしたセミスクエアトゥのラスト。レイジーマンはボテッとした形よりもシュッとしていた方がよく合います。こう見ると結構内側にふれているラストということが見て取れますね。
きっちりつり込まれていて非常に綺麗な靴です。何気にピッチドヒール、こちらもシュッとしたラストとの相性が非常に良く小さめのヒールカップもとても綺麗です。この辺りは革が変わっても変わらぬ品質は流石。
ユタカーフはCOLオリジナルシューズで霜崎さんに作っていただいた1足に続いて2足目ですが非常に柔らかくなじみが良いです。今回も同様に最初から柔らかく馴染ませる期間は極小だと思います。
インソックはDratewkaの名前のみ。ソールはダイナイトソール、求めていた仕様そのものです。ダイナイトももう少し滑らないようになるとより良いんですけどね。
ヤヌスカーフのSLOTHと比較。色違いで同じ靴を購入したのはものすごく久しぶり。おそらく新品の靴となると初めてではないかと思います。それだけにSLOTHは気に入っているということですね。
特にここ最近は不安定な天気が多過ぎるので、雨でも晴れでも様になり、何も気にせず履けるこの2足は本当に重宝します。
プレメンテ
プレメンテはさっとドラクリをアッパーとライニングに塗布したのみ。折茂さんもそのようにされているとおっしゃられており真似させてもらうことにしました。通常アッパーを揉み込んだりもするのですが、とにかくユタカーフが柔らかいのでその必要性がほぼありません。
ワックスで光らせるような靴でもないでしょうしじんわり光るくらいが丁度良い雰囲気なので、当面同じケアを続けて色抜け等気になるようであればブラックのクリームを入れようと思います。
履き下ろし
プレメンテ後にすぐに履き下ろし。同じモデルの革違いということで若干の変化はあるかなと思いましたが、ヤヌスカーフのものと同様に踵の抜けもなく、ユタカーフも柔らかいので初日から1日はいても全く問題ないフィッティング。むしろユタカーフの方が柔らかく履きやすいくらいかもしれません。
雨天時にも数回履いていますが、強めの雨に当たっても全く問題ない。ヤヌスカーフのものよりもさらに求めていたものに近づいた気がします。通常のカーフにレザーソールのものも履いてみたくなりますよね…
まとめ
同じモデルの革違いを購入したSLOTH、出張もそれなりの数である私にとっては天候を気にせず履くことのできる靴はとても頼りになる存在です。かつここ最近の日本の夏の気候だといつ雨が降るかわかりませんしね…
数は少なくなっているかと思いますが、おそらくまだ在庫はあるかと思います。気になる方はぜひDratewkaへ!
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