これまた昨年末の話になるのですが、1度行ってみようと思いつつも行けていなかった神田万世橋のDratewka(ドラテフカ)でスペシャルコードバン磨きとトゥのリペアをお願いしてきました。
行った時にBRIFT STANDじゃなくなっていたことにそもそもびっくりしたのですが、仕上がりの品質で二度びっくり。
評判通りの品質で「何かのついで」ではなくこのために時間を作ってでもいきたい、またお願いしたいと思える品質でした。
Dratewka:靴の職人さん
ご存知の方も多いと思いますのでささっと。店名のDratewkaは靴の職人さんという意味だそうです。
サービスは靴磨きと靴の修理、あとはオリジナルのブラシなどを販売されています。カウンター磨きも予約制で実施されてますが、ドリンクの提供などはなし。
また、Youtubeでも磨きの解説をわかりやすくされています。
場所は秋葉原から7〜8ふんくらい歩いたところにあります。エキュートなので他にもカフェやら小洒落たセレクトショップなんかもあり、万世橋駅の展示なんかもあります。
GLEN CLYDEを購入した秋葉原と御徒町の間、高架下にある2k540もそうですが、この辺りはこじんまりと、小洒落たところが多く楽しいです。
依頼した靴とその内容
今回依頼したのは以下の2足です。
FLORSHEIM IMPERIAL KENMOOR 93606X
コードバンのスペシャル磨きをお願いしたのは、フローシャイムのPTB
当時アメリカから日本に輸入された日本仕様の一足で、履き口が避けたり、色抜けも結構あったり、白シワも強めに出たりざらつきも…等々、それなりに手がかかるけれどサイズもよく気に入っている一足。
古いコードバンなので、もちろん自分の手で定期的にメンテナンスはしていますがどうもうまくいかないなあと感じるケースが多くなり、一度プロに任せてみようと思ったのがきっかけ。
その中でもコードバンの扱いが抜群にうまいと伺っていた伊藤さんに磨いていただけるということでDratewkaに。そういえば以前、品川のBRIFT STANDで磨いてもらった時も伊藤さんだったな。
こちらはスペシャルコードバン磨き On Waxのメニューでお願いしました。1週間の預かりで¥4,400円なり。
YEOSSAL Ardmore
もう一つ、トゥのリペアをお願いしたのがYEOSSAL Ardmoreです。
ハッチグレインもまだまだこれから育ってくるところですが、トゥが結構な削れ方をしていたのでお願いしてみることに。
※トゥの写真、どこかに行ってしまいました…
こちらはトゥをラバーで補修、¥2,100となりました。
磨き・リペア後の素晴らしい仕上がり
1週間後に受け取り。それぞれの仕上がりをぜひご覧いただければと思います。
スペシャルコードバン磨き後の仕上がり
まずはスペシャルコードバン磨き On Waxをお願いしたフローシャイムから。
コードバンは濡れたようなツヤと表現されることが多いですがまさにその通りの仕上がりです。ここまでは自分ではできないなあと素直に思えたので、やっぱり頼んでよかったです。
表面のがさつきもぬるっと滑らかに。少し白シワは出ていますが随分と改善されたように思います。
ワックスで磨いたのちの映り込みもこれ以上やるとちょっとな…と個人的に感じる手前で良い塩梅です。
今後のケアをしやすくなっているはず、とのことでしたのでしばらく履いて、ワックスを落として自分でケアしたらどうなるのかもとっても楽しみです。
トゥラバーの仕上がり
磨きももちろん素晴らしいのですが、こちらも驚愕の仕上がり。
ラバーとソールの継ぎ目もよーく見ないとわかりません。パッと見はリペアしたかどうかがわからないレベルです。
リペアを実施いただいたのはタナパン先生と伺いましたが、Twitter等でもその腕の良さはピカイチと聞いていたので紛れもない事実であると実感。
いやほんと、すごくないですか?この継ぎ目のなさ。Beforeの写真を紛失したことが悔やまれます…
先日、別の店でお願いしたエドワードグリーンのチェルシーの修理がとっても微妙だった反動もあってか、このリペアの素晴らしさに感動しました。
主目的にしてもまた行きたい
どちらも素人にはできない良いところにまた出会えたな、と思える体験ができました。COLのオリジナルシューズのトゥが少しずつ減ってきているので次はそれをお願いしようかな。
素晴らしい品質で仕上げていただきありがとうございました^^
追記:やっぱり素晴らしいリペア品質
後日、またトゥのラバーをお願いしました。上記同様に素晴らしい仕上がりです。是非ご覧ください。
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