美しいスキンステッチとユタカーフ:5足目のCOLオリジナルシューズ

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seica霜崎さん謹製、5足目のCOLオリジナルシューズをご紹介します。


先日ご紹介した4足目のレイジーマンと一緒にオーダーしていたもので、エドワードグリーンのドーバータイプのUチップになります。


美しいステッチワーク、タイトルにあるように柔らかなユタカーフによって履き心地も最高の域。色・革違いですでにもう一足欲しい。


いつも通りご紹介させてください。

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COL靴会でのオーダー

4足目のレイジーマン同様に昨年12月に開催された靴会にてオーダー、そして4足目を受け取ったのちに5足目のつりこみから進めていただき8月に受け取りました。

オーダーした仕様

モデルはスキンステッチ、ライトアングルモカの入ったいわゆるドーバータイプのUチップ。


革はスムースレザーと悩みましたがRAYMERのKENTおよびMIYAGI KOGYOのFUJIBANAと被るので、やっぱり大好きなシボ革、そして今まで縁のなかったユタカーフにすることに決めました。


なお、完成したタイミングとトランクショーのタイミングが合わず、早く履きたかったため今回の受け取りは郵送にてお願いしました。

COLオリジナルシューズ 5足目の詳細

こちらが5足目。めちゃくちゃ美しい靴です。トゥの丸み、ノーズの長さや羽根のバランスも抜群。


ユタカーフの妖艶な雰囲気もさることながら、どこをみても隙がない、箱を開けてみた瞬間にめちゃくちゃテンションが上がりました。


釣り込みがしっかりとなされていて横から見ても美しい曲線美、シームレスヒールも本当に綺麗に作られています。ただそれでいて靴としての機能、快適な歩行も抜群なので実用面でも最高の一足。

各所のステッチ。めちゃくちゃ綺麗じゃないですか?


いつももちろん綺麗なのですが、今回は特にステッチワークの美しさが際立ちます。


トゥのスキンステッチの盛り上がり、正確に一針一針縫われていてめちゃくちゃ正確ですしライトアングルモカも全く乱れがありません。出し縫いも細かくきっちり、そして各所のダブルステッチの精緻さ。


心を込めて作ってくださったのだろうなと感じられます。

ソールもいつも通りのヴェヴェルドウエスト、トゥスチールは今回もお願いしました。踏まずのフィット感が本当に良いんですよね、ウエストの絞りとカウンターライニングのサポートが抜群にあっています。

毎度お馴染みシンプルな箱に使った革もいつも通り。今までご紹介していませんでしたが、梱包もすごく丁寧なんです。


私の言葉の補足が不要なくらい素晴らしい靴、写真だけでもいいくらいでした笑。

プレメンテ

出来立てほやほやなのでさっとプレメンテ。霜崎さんと高崎の高島屋maison-de-fでコラボされているクツビガク別注・斗谷さんのモイストで柔らかく、仕上げをクリームナチュラーレで。


ユタカーフは元々柔らかくもっちりとしているのですが、さらにもっちりと柔らかくなりました。霜崎さんからもユタカーフの柔らかさは教えていただいていたので、さらに履き下ろしが楽しみになりました。

履き下ろし

プレメンテ後にすぐに履き下ろししました。足入れして紐を絞めなくてもしっかりとついてくる踵、指先にはゆとりがあるのにそのほかはしっかりとホールドされて心地よい。


履き下ろしは15分程度歩きましたが全く痛みもなく、ユタカーフの柔らかさも相まって過去一番早く馴染みそうな予感。

こちらは3回目に履いた時のもの。3回目には終日はきましたがどこも痛くならず全く問題なし。下手すると初日から終日履いても良かったかもしれません。ぴったりフィットに柔らかい足入れ感、一歩歩くごとにニヤニヤしてしまいます。


スリムに見えつつボリュームもあるので、細いパンツにも裾幅21cmくらいのパンツにも問題なく合わせられそうです。

10回程度履いた後の表情。すごくいい雰囲気じゃないですか?このシワの雰囲気、ユタカーフの色の変化、良いエイジングが進むこと間違いありません。

まとめ

毎度同じことを書いていて恐縮ですが、今回も最高の一足を作っていただきました。作るのがとても大変な一足だそうですが、もう一足、黒のシボ革で欲しいです(霜崎さんまた作ってください)


次の靴会は12月、そこで6足目にお願いしているものもあるのでまたまた楽しみです。1足目などはずいぶん履いてきて、少しずつエイジングしてきているのでおりを見てご紹介できればと思います。

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