先日、東京駅で下車してあたりを見回すと私以外はネクタイはおろかジャケットも着用していない事態にマイノリティを感じましたが、Atto Vannucciに続きまたまたネクタイを購入しました。
ネクタイはテレワークが増えますます着用する機会は減るでしょうし、いろいろなブランドを試してきましたが、好きの加減は衰えず未だに好きで買ってしまいます。
今回は丸の内のソブリンハウスで購入したCesare Attolini(チェザーレ アットリーニ)のネクタイです。
アットリーニと言えばナポリ仕立ての帝王と言われ、Kitonなどと並び超ハイクラス・超絶技巧、もちろんお値段も超絶ハイクラスでスーツやジャケットは手が出ない価格帯。
それでもネクタイなら手が出せる、柄も良い、憧れの一部を体験しようと購入に至りました。
購入したアットリーニの小紋タイ
前述の通り、今回購入したのは明るいブルーがベースのプリントタイです。柄はビンテージを彷彿とさせる小紋、以前購入したTIE YOUR TIEのモノにも似ています。
大きめの柄ではありますが、ベースのブルーと近い色の小紋なので主張はそこまで強くなさそう。無地でも柄でもうまく調和してくれそうです。
薄手で繊細なシルク、裏地なしのスフォデラータなのでゆらゆらひらひらと軽快にネクタイが動き、明るいブルーと相まって、今の時期でも爽やかに着用することができます。
セッテピエゲではなくトレピエゲですが、閂より小剣側には芯地が入っているのでノットが小さくなりすぎることも避けられます。
剣先のロール幅は3mm、ハンドで丁寧に縫われており、ハンドの柔らかさ、ふんわり感を明確に感じることができます。アットリーニは100人ほどの職人が在籍しているそうですが、差異はあれどきっと全員素晴らしい技術を持っているんでしょうね。
締めてみると果たしてどう見えるでしょうか?
締めてみる
Shirts : LES LESTON
TIE : Cesare Attolini
Pocket Square : ARIANNA
まずは無地の白シャツに。
ジャケットも無地なのでネクタイがよく映えます。悪くはないけど、どこかに柄を入れて中和した方が良さそう。
Shirts : LUIGI BORRELLI
TIE : Cesare Attolini
Pocket Square : Marco Tambolini
角度が少し違って恐縮ですが、今度はロンストのシャツに。
こちらの方が個人的には好みです。ライトグリーンのシャツに合わせても良さそうだし、ベージュやグレーのジャケットに合わせてみても良いかな。
スフォデラータでも芯地が入っているのでプレーンノットでも予想通りノットはしっかりとしています。ディンプルも非常に作りやすい。
ナポリの帝王の極々端っこですが、体験できてよかった。
まとめ
アットリーニ自体なかなか見かけることはないですが、またまた良いネクタイを購入できました。
※いつかはスーツやジャケットも…
今期買ったネクタイシリーズ、あと1本だけ続きます!
コメント