コーヒーテイスティングノート、第20回目はブラジル・サンジョングランデ農園のコーヒーです。
世界の生産量No1のコーヒー大国であることもあってか、このブログでもよく登場するブラジルの豆ですが、2019 Cup of Progressive Cerrad Washed部門で優勝した、特別感のある豆になります。
Cup of Progressive Cerradとは、ブラジルのセラード地方で開催されるスペシャリティコーヒーの品評会。
ブラジルの中でもセラード地方とは、非常に広大は平地エリアで気候も良く、標高も1000以上に位置し平地ということもあって陽のあたり方も均一とコーヒーにとって好条件が揃っている地域だそうです。
そこで栽培されたコーヒーはセラードコーヒーと呼ばれ、高品質なアラビカコーヒーの証明にもなるそうです。
そんな中で栽培されたサンジョングランテ農園のコーヒーの味やいかに。
豆の情報
銘柄 | ブラジル サンジョングランテ農園 |
生成方式 | セミウォシュドのあと天日乾燥 |
焙煎日 | 2020/9/13 |
賞味日 | 2020/9/14 |
焙煎度合い | R18 ミディアムロースト |
中程度の大きさで粒も揃っています。
焙煎度合いはミディアムローストです。
淹れ方
抽出方法 | V6O |
豆の量 | 13g |
挽き具合 | 細〜中挽き |
湯温 | 94℃ |
抽出時間 | 2分27秒 |
前回同様にHARIOのV60、「コーヒーは楽しい」に記載のあった方法(お湯25gでまず蒸らし、その後25gずつ200gになるまで注ぐ)で抽出してます。
テイスティングノート
サマリー
カラメル・チョコレートを感じるアロマ。甘みのあと爽やかに酸味も感じられる。
ネはあまり強くなく弱目のチョコレート系。
ボディはクリーミーだが余韻はさほど強くなくあっさりしている。
ブラジルの豆によくあるような、バランスが取れておりどんなシーンでもソツなくこなしてくれそうな、そんなコーヒー。
詳細
ネ(鼻先で感じる香) | チョコレート |
アロマ(口から鼻に抜ける香り) | カラメル・チョコレート・柑橘 |
ボディ | クリーミー |
酸味 | 3.5 |
甘み | 4 |
濃厚さ | 3 |
クリーンさ | 4 |
余韻 | 3 |
※数字の1〜5は、「弱:1〜5:強」とします。
次回予告
次回はルワンダのキニニAAをお届けします。
ルワンダのコーヒーは初めてとなりますが、アフリカのものらしく酸味が強いのでしょうか?
その味やいかに。
ご参考:今までのテイスティングノート
以下よりご覧ください。
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