Osaka Bontaでのリペア

結構前ではありますが、大阪出張時に兼ねてから伺ってみたいと思っていた大阪のBontaへリペアを依頼してみました。安くて非常に腕が良く仕上がりも丁寧というポストをインスタやブログでよく拝見するので、自然と期待してしまいます。

お願いした靴

今回依頼したのはちょっと前にご紹介した大丸百貨店のビンテージシューズ。

Japanese Vintage Shoes DAIMARU LAZYMAN

チャネル仕上げですが糸が見えてきてしまっていたので、今回はハーフラバーをお願いすることにしました。
　　

矢筈コバなので、素人ながら通常よりも難易度が高いのではと想像。この靴を持ってbontaへ。

Bontaの場所、リペア料金など　　

大阪に行き慣れていない身としては、なかなかたどり着くのが難しい場所でしたが大阪駅から地下に入って徒歩10分程度で到着。

料金はビブラムのハーフラバーで2,000円、つま先の積み上げが700円、送料が500円ということで合計3,200円。つま先に化粧釘もお願いしましたがそちらはサービス。これは嬉しい。
スチールは1,900円と数足お願いすれば関東からお願いしてもだいぶ割安になりそうです。

到着、そして仕上がりは

火曜日の閉店間際にお願いしたのですが、木曜日には出荷いただけるとのこと。でしたが、翌日には発送いただき木曜日には家へと返送されてきました。すごく早いです。

噂では梱包が雑ということも聞いてましたが、全くそんなことはなく非常に丁寧でした。ダンボールにプチプチで包まれた靴をいざ開封。

すごく・・・綺麗です。VIBRAM SIMONソールはハーフラバーの中でも比較的高い部類に入るのですが、お値打ちの2,000円。

積み上げにハーフラバーと段差ができてもおかしくないのですが、面一で段差がほぼわかりません。この辺りは、履いてくるとズレが出てくる部分でもあるので、履いてみて変化もみてみたい。

際の化粧釘はヘリ防止に一役買ってくれそう、そして矢筈コバも見事な仕上がりです。文句のつけようがない。

噂に違わぬ技術力の高さ、そして良心的な価格。今回はたまたま空いていたのかもしれませんが仕事も非常に早いです。大阪に住んでいる方が羨ましくなります^^
リペア店は数あれど、技術の高さと料金の安さがいい意味で比例していない稀有なお店。

他にもBespokeもやっているとのことで、計測、仮縫い、受取りの3回店舗に訪問できることが条件だそうですが、おおよそ1年ほどで仕上がるとのこと。残念ながら持ち込みラストはNGだそうですが、ラスト制作費こみでも相場よりかなり安く仕上げてくださるそうです。大阪出張が定期的にあれば頼んでみたい。今回のリペアを通じて感じました。
※大阪出張が定期的になったらやりくりが大変になりそうですが笑

大阪での購入品は他にもあり、また別のポストでご紹介できればと思います。