1着目のオーダーからすっかり虜になっているCOLさんでのスミズーラ、3着目が完成しました。
1着目はFOX BROTHERSのフランネル、2着目はSPENCE BRYSONのアイリッシュリネンときて今回はゼニアのカシミアをチョイス。
1,2着目は注意しないとそればかり選んでしまうくらい気に入っているのですが、今回の3着目も同様に素晴らしい仕上がりとなりました。
靴会でのオーダー
本当は9月のトランクショーでお願いしたかったのですが、引っ越し等もあって伺えなかったため、先日ポストした「靴会」でオーダー。
2着目が出来上がった時にいろいろと相談させてもらっていて、1着目が出来上がった時に神戸のアトリエで見せてもらったゼニアのカシミヤが忘れられず…という話をしたところまだ生地はあるとのこと。
靴会に生地をお持ちいただき、いつ頃のものかなど詳しくは不明ですが、トープのような、グレージュのような色味にカシミヤのトロトロの肌触りはやはり最高でオーダーを決めました。
今回は2着目でお願いしたスミズーラIIの型紙をベースに、袖丈などを少しばかり調整してもらって、あとの細かな仕様は基本的にはお任せでお願いしました。
3着目のCOL スミズーラジャケット
仕立てていただいたジャケットがこちら。いつも通り非常に丁寧に梱包いただいての到着です。
カシミヤ100%のジャケットはこれが初めてですが、カシミヤのトロトロ感や艶感がまず目を惹きます。それでもまだパリッとしてますが、着込んで毛羽も出てくれば角も取れてより優しい丸い印象になるでしょうか(何言ってんだ)
仕事だけでなくニットに合わせて休日にも着られるようにしたかったので、パッチポケットと3つボタンに。
グレージュというかトープというか、なんとも不思議な色味ですがカシミヤの素材感も相まって明るい色の割には落ち着いて見える不思議な感覚です。
ネイビー、グレー、ブラウンどの色にも相性良いでしょうしウールにもコットンでもいけるでしょう。
立体的なので陰影が出やすいのは前回のスペンスブライソンの2着目と同様です。キュッと絞られたウエストがとっても綺麗。
昔は裏地とコントラストをつけたりするのが好きでしたが今はもう全くそんなことはせず、裏地は同色系でベージュをセレクト。
ラペルの幅はバルカポケット等々の仕様も基本的には2着目同様です。
ボタンは水牛で本切羽の3つボタン。
生地の変化とともにボタンのエイジングもきっと映えるはず、という当日の会話で水牛に決めました。
縫製や内ポケット、襟裏等々、細かなところをあげ出せばキリがないですが、今まで同様にとても丁寧に作られたジャケットだと思います。
暖かく、そして軽い
Shirt : LES LESTON
Tie : Stefano BIGI
Pants : Tailor Fukuoka
Pocket Square : MUNGAI
まずはやや明るめのネイビーソリッドに、サックスブルーのシャツ、ダークグレーのパンツと合わせてみました。
全て無地でもジャケットの生地に表情があるのでのっぺりすることもないように思います。ただネクタイはもう少し暗めのネイビーの方が合うかな?
Knit : LUCIANO BARBERA
Pants : LUIGI BORRELLI
先日購入したLUCIANO BARBERAのニットとも合わせてみて。少しネックが高いのでバランスがイマイチだなと思いつつも、オフの時にはこう言った着方も良さそうです。
肝心の着心地についてもパターンがよくあっていることもあって、COLさんのジャケットは着ていても疲れないのですが素材がカシミヤということもあって軽く、さらに暖かい^^
写真はありませんが、背中のツキもありませんし、首周りのフィット感もすっと馴染むような感覚です。いつも言っていることですが、着込んで言ったらより良い雰囲気のジャケットになるのは間違いないでしょう!
まとめ
3着目も安定の素晴らしさ、到着したのが1月末で、さらに外出も難しいご時世ですから本格的に着込んでいくのは11月以降になると思いますが大満足の一着となりました。
昨年COLさんは40周年を迎えられた(おめでとうございます)とのことですが、ずっと続いて欲しいなと思います。
靴会ではスーツもオーダーしており、そちらの到着も楽しみでなりません。到着後ブログでご紹介いたします。
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