ビスポーク第二弾。The Asakusa Cobbler(浅草コブラー)プレミアムオーダーシューズ

  • URLをコピーしました!

第二弾のビスポークシューズを浅草コブラーさんにお願いしてきました。

先日から構想は練っていましたが、色々と参考になりそうな画像を見ているうちにビビッとくるものがあり。

自分の経験上、ふわふわっモヤモヤっと検討している中で最初にビビッと来たものに落ち着くことが多いので、勢いそのままに予約を入れて注文。

今回も石郷岡さんとの会話を重ねて良い靴にできればと思います。

あわせて読みたい
2足目のビスポークシューズ構想 昨年誂えた、人生初めてのビスポークシューズ。1足目は子供が産まれた記念に作りました。1足あれば十分かなと思っていたのですが、自分のラストを使って間違いなくフィ...
Contents

2足目の仕様

ビジネスでどんどん履けて、RTWにはなかなかないもの、というのをテーマに。

仮縫い後に追加・変更するものもありますが以下の仕様でお願いしてきました。

項目仕様
デザインブラインドブローグ レイジーマン
アッパーデギャルマン オイルドカーフ(BARANIL)
ライニング国産カーフ
中底ショウナン
ソールレザーソール / ヴェヴェルドウエスト / ヒールカウンターロングまくり加工
ヒールカギ型ダブテイル化粧釘あり/ テーパード
シューツリー3ピース
その他シームレスヒール

上記に加えて1足目を履いた結果から、ラストの微調整をお願いしています。

デザイン

キャップトゥとも悩んでいましたが、ブラインドブローグに。

http://bespokes.shop-pro.jp/?pid=61478975

JOHN LOBBのWODECOTEを見てこれだ、と。

WODECOTEはシームレスヒールでステッチなども最小限。ブラインドブローグはブローグがないので控えめなデザインですが、それをさらに際立たせているデザインにビビッときました。

とは言え丸々コピーは嫌なのでこのデザインをベースにしつつもレイジーマン化をはじめとして色々とデザイン変更を依頼してきました。

JOHN LOBBの計算され尽くされたデザインを弄るなど烏滸がましくもあるのですがそれもビスポークの醍醐味です。

アッパー

ブラウンで良い革がないか、事前に石郷岡さんにも相談してデュプイのルビーカーフなども出していただいたのですが、前回も悩んだフランスのタンナー、デギャルマン(ドゥジェルマン)のオイルドカーフに決定しました。

マットでソフトな質感、300年以上続くタンナー、そしてあまり靴として出回っていない(kokonの靴で同じ革を使ったものはあるそうです)ことからこちらに。

色については左のマロンもエイジングを考えるといいなあと思いましたが、自分のワードローブに対する合わせやすさで言えば圧倒的にダークブラウンなので、ダークブラウンにしました。

オイルドカーフの名の通り、かなりオイルがたっぷり入っているそうでブルームも出るそうです。
ソールはレザーソールですが、ふとした雨にも強く日常靴として最適な革になりそう。

マローカーフの時も楽しみでしたがこちらもすごく楽しみです。

ライニング・中底

仮履後に最終決定とする予定ですが、今回は標準のもので行こうかなと思っています。

1足目はデュプイ、クロスタショルダーとしましたが、標準のものでも十分品質は高そうなため。

ソール

レザーソールはイタリアの標準のもの、ヴェヴェルドウエストは確定。

前回できなかったフィドルバックは、機能ではなく完全に意匠なので、盛り込むかどうかはまだ悩んでいます。

シューツリー

こちらも予定通りお願いすることに。

前回は写真のようなビーバーテールの3ピースにしました。が、非常にかっこいい反面、高さがあるため下駄箱に収納しづらい…通常の持ち手にするか、いっそのこと中折に変更するか。

こちらも仮履後までに要検討です。

待つシフク

備忘録なポストとなってしまい恐縮ですが、2足目のビスポークシューズのオーダーについてでした。

納期などまだ決まっていませんが、今回はラストは作らないため5ヶ月以内には出来上がるのではないかと思っています。

仮縫いができたらまたご報告させていただきます。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!

コメント

コメント一覧 (6件)

  • まるすけさん、おはようございます!待ってました、いよいよ2足目の制作開始ですね!
    WODECOTEをベースにレンジーマン化し、アッパーには知る人ぞ知るフランスのオイルドレザーと、今回もこだわりが詰まった1足になりそうで非常に楽しみです。
    今回もテーマがしっかりされていて、ビジネス向きのデザインながら特別感満載のシューズになりそうで、確かにこの靴はビスポークの醍醐味を存分に堪能できますね!
    革や靴に関する知見が豊富なまるすけさんですので、浅草コブラ―さんでのビスポークは選択の幅も広く、やはり打ってつけのように感じます。
    どうか「待つシフク」を存分にお楽しみください(^^)
    (P.S.私の方は次の靴の構想が少々煮詰まってしまいました笑。またそのうちご相談させてください。過去のJOE WORKS訪問記を振り返り拝見させていただき、大変参考になりました♪)

    • gohkitiさん、こんにちは!コメントありがとうございます。

      嬉しいコメントを頂き、自分のオーダーにもより満足感が出てきました^^
      どんな靴になるのか、トゥもWOODCOTEとは全く異なりますので本当に楽しみです。

      デザインも革も選択肢として豊富にあるコブラ―さんを知れて良かったなとつくづく思っていますが、gohkitiさんやoboistさんのboleroもお二人のブログを拝見していると本当に良いなあと思っています^^

      私でお役に立てることであればなんなりと!ぜひいろいろとまたお話ししましょう!

    • yukistagramさん、コメントありがとうございます!

      はい、後を追うように逝ってしまいました^^;
      ありがとうございます!

  • まるすけさん、コメントするのが遅れてしまいましたが、早速二足目投入ですね! ビスポークモノは納品時の感動が忘れられず、すかさず次のオーダーをしてしまうお気持ちもよく分かります。

    ジョンロブベースの抑制的・・・なのにエロさが全然抑えられていない魅惑のブラインドブローグに、ワイルドというか少し厚みのある頑丈なデギャルマンカーフとは、さすがマニアックな選択ですね! 5ヶ月で完成とは、KOKONのパターンオーダー並みのスピード感・・・羨ましいです。完成までのレポート、楽しみにしております!

    • オボイストさん、コメントありがとうございます!

      はい、おっしゃる通り納品の感動とフィッティングの感動とでビジネスにいつも捌けるようなものをお願いしました^^

      確かに、普通やらない仕様かもしれません笑。
      RTWではなかなかない仕様を入れようという気持ちが強く(本人のひねくれもあるのかもしれません)、
      何より気に入ったデザインに、気に入った革で作るのが一番だろうということで選びました^^

      順次レポートさせていただきます!
      ※オボイストモデルももうすぐですね◎

コメントする

Contents