ネクタイ
https://kotobank.jp/word/%E3%83%8D%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%82%A4-111177
単にタイともいう。首や襟のまわりに巻いて,前で結ぶ帯状や紐状の布製の装飾用付属品の総称。ルイ 14世に仕えるためパリに来たクロアチアの軽騎兵隊の将兵が首に巻いた色鮮かなスカーフに始り,ここからフランス語クラバット cravate (ネクタイの意) の名が起った。一般に普及したのは 17世紀中期以後で,各種の変化を生んで 19世紀なかばにほぼ現在の形式となった。
いきなりの引用で失礼しました。
1年の半分はクールビズ、業種によってはそもそもネクタイをする必要がなかったり、また昨今の状況から外出の機会も減っていたり。
確かに機能的には意味をなさず装飾的な役割を果たしているモノなので、しなくとも良い、という方向なのであればわざわざする必要はないかもしれません。
ですがこのブログでは何度か記載しているように、私自身はネクタイを締めると気分が引き締まるというところと、シャツやジャケットに合わせるのが楽しいためネクタイはとても好き。
夏でもネクタイをすることがほとんどのため、ついつい買い足してしまうアイテムの代表格。
マリネッラの50ozネイビーソリッドがとても気になっているところですが、アローズのオンラインアウトレットに店頭で手にとった事のあるAtto Vannucciのネイビーソリッドが出ていたので購入しました。
Atto Vannucci(アットヴァンヌッチ)
Atto Vannucciのネクタイは初めての購入です。
TIE YOUR TIEなどを手掛けるSEVEN FOLD社の1ブランド。2011年からSEVEN FOLDが活動開始とのことでAtto Vannucciも比較的若いブランドですが、セレクトショップや百貨店での取り扱いも多く人気は高い。Les Lestonのアトリエにお邪魔した際にも見かけた気がします。
調べていて初めて知ったのですがSEVEN FOLDって日本の資本で設立したんですね。ありがたや。
購入したネイビーソリッドタイ
今回購入したのはこちらのネイビーソリッドです。写真は明るめに写っていますがもう少し暗めのネイビー。
クラシックな柄が多いイメージのAtto Vannucciですが、とてもシンプルなネイビーソリッド。
表地の雰囲気からお分かりかもしれませんが、裏地はなしのスフォデラータ。今まで見た事のあるAtto Vannucciのネクタイはほとんどスフォデラータな気がします。
ハンドロールはめちゃくちゃ綺麗です。うねりのある剣先で立体感があります。
スフォデラータは以前は苦手でしたが、マリネッラのネクタイで剣先が軽やかに動く姿にすっかり虜になりました。
SEVEN FOLD社といえばセッテピエゲですが今回購入したものはトレピエゲのものになります。
裏地はないのですが、関よりも小剣側には芯地が入っているためペラペラにはなりません。スフォデラータの場合はセッテピエゲか芯地が入っているものの方が扱いやすいため、購入するかどうかはそこもポイントです。
オンラインの場合だと芯地までは判断できないので、実物をみたことがあるものに限られます。
「独特の手触り」を産むのはこのウールとモヘアの混紡で、春夏のスーツに用いられるような生地。
バイアスは45°かな。まっ紺ではなく白の色もわずかながら混ざっているようで軽やか。
ネクタイでこの生地感は初めてみました。少しざらっとした指触りですがとてもコシが強く綺麗に靡いてくれそうです。
TIE YOUR TIEもそうですが、徐々に太くなるのではなくなで肩のボトルのようにきゅっと太くなってほぼストレートに落ちていく形。
結び目からボリュームが出るのでとても好み。平置きしているだけですが、立体感が出ていてハンドメイドのネクタイらしさが出ています。とても気に入りました。
このネクタイは、緊急事態宣言が解除されて、仕事にいくときに最初に締めていく予定です。ああ、待ち遠しい…また着用したらレビューしてみたいと思います。
お知らせ:ブログリレー企画「ふくはうち」に参加します
昨日、ブログ仲間であるオボイストさんからスタートしたファッション好きブロガー13人で繋ぐブログリレー企画「ふくはうち」に私も参画させていただくこととなりました。
おうち時間を少しでも楽しめるように、というコンセプトで13人が順々に綴ってゆきます。1週間に2つのブログが更新されていくような流れで進みます。
Instagram、Twitterに参加されるブログのみなさんが紹介されていますので、是非ご覧になってください。
※第一奏者のオボイストさんの記事は↓からご覧いただけます。
コメント