マリネッラと並んで好きなネクタイブランドであるAtto Vannucciのネクタイを2本セールで追加しました。
マリネッラは堅く、ベーシック、保守的なイメージがありますがAtto Vannucciは柔らかく、個性を出せる唯一無二なイメージを持っており、私の中では良い棲み分けができています。
ベーシックなものを探す時にはマリネッラがまず候補に上がりますし、少し個性的であったり柔らかい雰囲気のものを探すときはまずAtto Vannucciが候補に上がります。
※両者ともにネクタイとしては高価なのでホイホイ買うことはなかなかできないのですが^^;
ネクタイは一期一会感が非常に強く、欲しいと思ってもマッチするものがなかったりするのですが、今回の冬のセールで運よく「これは良さそうだ」と思える2本を購入することができましたのでご紹介させてください。
Atto Vannucciについて
簡単にですが、以下のポストで記載しているのでご覧ください。
購入したAtto Vannucciのネクタイ
ハウンドトゥースと大柄の小紋のネクタイです。
Atto Vannucciのネクタイは定価だと3万円前後が多いですが、今回はともに21AWのものではないこともあって1万円ちょっとで購入することができました。
ハウンドトゥース:セッテピエゲスフォデラータ
ブラウンベージュベースに、ネイビーとブラウンのハウンドトゥース、かなり小さなガンクラブチェックです。色味が絶妙。
柄自体はとても小さいため、遠目から見れば無地っぽく見えます。
セッテピエゲのスフォデラータ仕様。ハンドロールで仕上げられたとっても美しい縫製が魅力的。
素材はウール100%ですが、よくあるウールタイのように温かみのある生地というよりもスーツ地のようなハリコシがある生地を使っています。
芯地も入っておらずAtto Vannucciらしいふんわりとスカーフのようなネクタイで、折り目もバチっとついているわけではなくほのかについている程度。
ネクタイを巻いた時にひらひらっと動きが出て軽快な印象になります。3月くらいまでは着用できるかなーと思っています。
小紋:トレピエゲスフォデラータ
こちらはAtto Vannucciらしい、あまり他ではみない柄のネクタイです。ジャガード織で、白・ベージュ・ブラウンの小紋によく見るとネイビーの小紋も入っています。
どう考えても使いやすい色柄。こちらは新宿高島屋で購入したのですが、店頭に出ていなかったもので、店員さんに小紋かペイズリーを探していると伝えるとバックヤードから出してくださったものです。
こちらは3つおりですが芯地が入っているので、先のハウンドトゥースに比べるとやや硬め。
ハンドロールの手仕事感はこちらの方がより感じられますね。
小紋のほうの型は、タイユアタイでもお馴染みの「フランク」
大剣に向かってストレートに広がるのではなく、ワインボトルのようにネクタイの真ん中あたりからキュッと広がってあとはストレートに大剣まで伸びる形です。
以前購入したタイユアタイもフランクでしたが、ボリュームがしっかりと出てとても気に入っている型になります。
Atto Vannucciを使ったコーディネート
Shirt : Kamakura Shirt’s
Tie : Atto Vannucci
Pants : Sovereign
まずはハウンドトゥースの方から。COLさんのFOXフランネルを使ったジャケットにDJAの200番手を使ったシャツに。
これくらいの距離だと無地っぽくも見えますが、柄のネクタイではあるので無地と合わせ、スーツ地のようなハリコシのある生地なので、フランネルや少し光沢のある素材のものと合わせるのがいいのかなと思っています。
普通のネクタイと少し巻いた時の感覚が違って、なんだか不思議なネクタイです。
Shirt : Kamakura Shirt’s
Tie : Atto Vannucci
Pants : GERMANO
もう一つの小紋は、小紋のベージュ色を拾ってこちらもCOLさんのジャケットに合わせてみました。
無地と合わせると大柄な小紋はネクタイが浮きがちですが、色味が落ち着いていることもあってか個人的にはしっくりきています。
ロンドンストライプのシャツと合わせても良さそうですし、汎用性が高そうです^^
まとめ
Atto Vannucciとしてはとても手頃に手に入れることができましたし、どちらのネクタイも締めてから一度も締め直すことなく、緩まないのは流石の一言、大満足の2本となりました。
昨年からオーダー会に一度行ってみたいなあと思っているので、今年こそは1本お願いしてみたい。
ネクタイはなくてもなんとかなってしまうご時世ではありますが、気に入ったものもあれば懲りずに買い足していこうと思っています。
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