今年はテレワークが劇的に増えたため、Tシャツを着用する機会がかなり増えました。
そんな中、今年購入したのはLEMAREのTシャツともう一つ、山形県で作られているBATONER(バトナー)のウールTシャツです。
こちらもLEMAREと同じくアローズで7月ごろ購入。
同じくウールを使ったREDA ACTIVEのTシャツと悩んだのですが、BATONERの方が手触りがよかったためこちらに。LEMAREのものとはまた違ったTシャツです。
大変気に入り困ったらさっと着用する、と言った使い方をしています。
ウールのTシャツというと、洗濯はめんどくさくないの?とか、暑くないの?とか、シワにならないの?とか、私も色々と不安があったのですが、実際にその辺りも含めてこのポストでお伝えできればと思います。
BATONERについて
2013年、山形県寒河江市で誕生したニットウエアブランド・BATONER(バトナー)。
ニットの産地として知られる山形県で、様々なメゾンブランドやアパレルメーカーの製品を手掛けてきたファクトリー・奥山メリヤスのブランドとして立ち上がりました。
世に送り出されるニットウエアは、原料から製品に至るまですべての工程を高いクオリティで管理し、仕上げられています。
日本が世界に誇る技術と伝統、さらなる品質を追い求める意欲をもって、次の世代へと受け継がれるモノを作り続けていきます。
https://www.batoner.com/factory/about/
BATONERはここ最近いろいろなセレクトショップで見られるようになってきました。
BATONERはフィッシャーマンニットを1枚保有していますが、日本製らしくしっかりとした縫製でほつれが出ず、ウールのチクチク感が無い、とても着用しやすく重宝しています。
HPもかなり洗練されていて、とても見やすい。ニットを作るのに必要な技術なども簡潔に解説されていて勉強になります。
定番のウォッシャブルウールTシャツ
ウォッシャブルウールTシャツはBATONERでも定番のようで、こちらも多くのセレクトショップで見かけます。
今回購入したものはアローズ別注品。定番品は胸ポケットがついているのですが、別注ということで胸ポケットを省き、色も別注。
色はくすんだオリーブとカーキの間くらいの色味、めちゃくちゃ好みでこの色もかなり気に入って購入しました。ネイビーにもグレーにも、ベージュにも、そしてオフホワイトにも、私がよく履くボトムス全てによく合う色味。
ボックスシルエットでやや身幅も広めのリラックスシルエット。さらさらとした素材感を引き立たせるパターンになっていそう。
もちろんMade in Japan、山形製です^^
オーストラリア産メリノウール100%のボディ、梳毛糸で作られているため光沢があり、ウールなのに毛足が少なくチクチクしません。
梳毛糸は一般的なウールで想像するふわふわとした毛足が出ているものに比べて撚りを強くかけることで毛足を短く、滑らかに仕上げているそう。
さらにそこにウォッシャブル加工をして手洗い可になっています。
インナーを着用せずに素肌で着用しても全く問題なく、さらさらとし非常に気持ちの良い着用感、病みつきです。
洗濯は普通にできるの?縮みは?
ウォッシャブル加工がしてあるとはいえ、洗濯していいのかは悩みます。
洗濯表示を見る限りは水温40℃以下の手洗い、そして日陰の平干しとよくあるニットの表記です。
たまに着用するニットなら間違いなく手洗いしますが、さっと着用し地肌に触れるTシャツ、しかも夏でも着用するものですので毎回手洗いは面倒になってしまいます。
ということで、私は裏返してネットに入れ、洗濯機で他の洗濯物と一緒に洗うことにしました。
※単位はcm | ①洗濯前 | ②洗濯後 | ①-② |
肩幅 | 49 | 46 | 3 |
身幅 | 54 | 51.5 | 2.5 |
着丈 | 69 | 69 | 0 |
袖丈 | 22.8 | 22.5 | 0.3 |
結果です。洗濯機で洗って、普通にハンガー干しした結果、横方向は縮みが見られました。
初回で表のように縮んだ後に10数回洗濯していますが、数値の変化は見られません。洗濯機の影響、というよりもウール特有の縮みやすい性質によるものと思っています。
また、生地表面の毛羽立ちや襟首周りのヨレなどは見られません。
縮みは見られましたが、洗濯による毛羽立ち、ヨレが見られないのであれば個人的にはネットに入れて洗濯機にぽいっとしても問題ないかなと思いますし、今後もそうする予定です。
サイズ2のサイズ感
Pants : Maison Martin Margiela Anatomic Pants
Shoes : Maison Martin Margiela German Trainer
洗濯して縮んだ後の着用画像です。
普段、48やMを着用することが多い174cmの私ですが、サイズ2でタイトすぎず、緩すぎずちょうど良いサイズ感です。
縮まなかった場合は、もう少しゆったりとしたサイズ感になります。
ご覧の通り、コットンのものと比較するとウールの柔らかさが強調され、綺麗なドレープが出ます。
写真の日は32℃ほどある日でしたが、汗ばんでもあの不快なTシャツペターになることはなくさらさらは維持されます。ウールだからといって暑さが強調されることもありません。
シワにならないの?
今回のTシャツの素材感に似ているものはスーツかなと思うのですが、ウールのスーツってとてもシワになりやすいですよね。
今回のTシャツはどうか、上の写真のようにTシャツをギュッと握り締めた後どうなるのか実験してみました。
手を話してすぐに撮影したものですが、すぐに元通り。
洗濯機で洗って普通にハンガー干してもシワにならずにすみます。
シワになりにくいという点でも非常に優秀なTシャツ。この点でも非常に良い、です。
まとめ
BATONERの定番、ウォッシャブルウールTシャツ。
私もそうでしたがウールのTシャツと聞くと洗濯とか手入れが面倒なのでは、と思っていましたが、縮みに気をつければそのほかは非常に扱いやすいTシャツであることがわかりました。
※虫食いに合わないようにだけ、長く保管するときには注意が必要かな
春先や秋口には上にカーディガンやブルゾンを羽織れば着用期間も長くなると思いますしデザインもシンプルなので汎用性も◎
間違いなく、おすすめです!
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