急に涼しくなりジャケットを着るのが楽しい季節になってきました。
今年は高円寺のSAFARIで大物を複数買っていますが、その中でも友人からその存在を教えてもらったORAZIO LUCIANOが特に気に入っています。
今回ご紹介するブラックリネンジャケットは、かっこいいのは間違いないのだけれどブラックということもあって合わせるのが難しいかなと最初は見送っていました。
前は黒をよく使っていたのですが最近は全く…ですが気にはなり続けて、7月ごろにまたSAFARIへ行った際にまだ残ってまして、オーダーはきっとしない色でしょうしRTWでお得に買えるならと購入しました。未使用品でしたし…
代わり映えしませんが、いつも通りご紹介させてください。
過去ご紹介したORAZIO LUCIANO
ベージュのリネンジャケットとネイビーのホップサックジャケットを過去ご紹介していますのでよければご覧になってください。
購入したジャケット
早速購入したブラックリネンジャケットの詳細をご紹介します。
全体像
ワイドな存在感のあるラペル、段返り3つボタン、パッチポケットのサイドベンツに、写真の通り柔らかい雰囲気がみて取れるかなと思います。真っ黒ではなくブラックとチャコールグレーの間くらいの色味で、色落ちしてきてすごくいい雰囲気になりそう。
以前ご紹介したベージュのリネンジャケットと同様に非常に柔らかいリネンが使われています。雰囲気的に、ネクタイしっかりしめて着用するのではなく、少しラフに、気兼ねなく羽織るくらいの方が合うジャケットかなと思っています。なのでデニムやコットンのチノに合わせるつもりで購入しました。
ふと思えば、ブラックのテーラードジャケットはもう15年以上前かと思いますがミスハリのジャケットかマルジェラのジャケットを買ったのが最後、それ依頼なので久しぶりに購入しました。
生地
かなり明るく写っていますがもう少し暗めの色味。平織ではなくツイルのリネンで、リネン特有のネップはあまりみられません。ただコットンとは明らかに異なっており、柔らかく、皺の雰囲気もよくなりそう。洗いかかったものを使っているのかなと思います。
厚みもそれなりにありますし、色的にも真夏は厳しいので春〜初夏、秋がベストシーズンかな。リネンなので風通しはすごくいいんですが…
各部詳細
今までご紹介した2着と大きな差はないのでさっとご紹介していきます。まずはジャケットの顔、ラペルまわり。10cmあるワイドなラペルに特徴的なボタンホール、全体的に丸みがあり柔らかい印象を与えるライン。
ハンドのボタンホールは鍵型ではなく雫のような形の特徴的なもの。ハンド感たっぷりでたまらん。
雨振袖は程よく。柔らかい生地とよくマッチしています。肩のラインは少し後ろに倒れているパターンですね。
全体の柔らかな雰囲気を構成しているのは各々のラインが綺麗な曲線で丸みを帯びているからかなと思います。ブラックなのに柔らかい雰囲気、というのも面白い。
袖ボタンはいつも通り4つの重ね、ハンドにて心斎橋リフォームの有楽町店でお願いをしました。また、試着した時には気にならなかったツキジワが出ていたので合わせてお直しに。
裏地。内タグはシンプルにブランドロゴのみ。生地のネームタグなどはつかないのは過去ご紹介したものと同じです。サイズも同様に48のDROP7、2着あったので2つ試着して良さそうだなと思うものを購入しました。
ブラックリネンジャケットの合わせ方
まずはデニムと。少し色落ちしたSefrのデニムに、シャツはBARBAのリネンシャツ。濃色はブラックのみにして他は少し明るめにして暗くなりすぎないようにしてみました。
別の日はライトベージュのRotaのコットンパンツと。シャツは同じくBARBAのリネンシャツで。やっぱりブラックは締まりますね。ネクタイしてバチッとするよりも色が強いので少し崩すくらいの方がジャケットの雰囲気にも会うのかなと感じてます。とはいえ、その着方だけではもったいなので色々とチャレンジしたいと思います。
まとめ
ブラックのリネンジャケット、合わせ方はまだまだこれから試行錯誤したいですが、飽きることはないジャケットだと思うので長く付き合っていきたいですね。
SARAFIで購入したORAZIO LUCIANO、あと一着あるのでまたご紹介します。
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