神戸の老舗・COL(コルウ)でジャケットをSu misuraしました。

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ジャケットのオーダーに興味を持ってから、一番行ってみたかった神戸の老舗COL。


先日、神戸にいく機会が運よくできたのでSu misura(COLではMTM)でジャケットを作っていただきました。


完成してから数週間たっていますがあまりに気に入りすぎて袖を通すだけでニヤニヤしてしまします。


間違いなく秋冬の主役になってくれる、オンでもオフでもどこにでも着ていけるジャケット。


COLでのオーダー体験含めてご紹介いたします。

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COLについて

タイトル通り、COL(コルウ)は神戸の老舗テーラー。私が最初に知ったのはインスタだった気がします。


そのきっかけからいろいろ調べてみると落合正勝氏もCOLで仕立てていたそうで、店内には落合正勝氏の写真がありました。


COLではスーツやジャケットのビスポーク、MTMにあたるSu misura、シャツや靴のオーダーも。


シャツはレスレストン、靴はスピーゴラのビスポーク、COLオリジナルのハンドソーンのシューズなどなど、ドレスに関してはなんでも揃います。


また、東京でのトランクショーも年に数回実施されておられるのも嬉しいポイント。

場所は神戸三宮駅から徒歩7〜8分ほどの場所にあります。


周辺には革製品で有名なベラーゴもありますし、個人的に大好きなnest clothing storeもあったりとじっくりと周りたいエリアです。


11月中旬に神戸に行く機会があったので、念願かなって訪問して来ました。

COLのSu misura

https://col-kobe.jp/menuより画像をお借りしました。

どこにでも着ていけるネイビー ジャケットが欲しかったので、秋冬用のものをSu misuraでお願いすることにしました。


Su misuraは2型あり、2つの工場が請け負っているそうです。


老舗のテーラーということで訪問前には少し緊張していましたが、対応してくださった嶋田さんが気さくに対応してくださりリラックス^^


オーダーの流れは以下になります。

  1. 作りたいジャケットのイメージを伝える
  2. 生地を選ぶ
  3. 採寸
  4. サイズゲージで型を決めて調整(ベースは2型)
  5. 細かな仕様を決定する



細かな仕様は出来上がったジャケットでご紹介しますが、生地はフランネルといえばのFOX BROTHERSから選びました。


軽すぎず重すぎず、程よい厚みのあるダークネイビー。


もう少し明るいネイビーもありましたが、秋冬向けのフランネルですし、クセもなく飽きがこないこちらを選択。


サイズゲージであれこれ調整いただきながら、ポケットやベント、ボタンなどの仕様を決めて終了です。


余談ですがCOLのサイズゲージサンプルは、もうこのままでも良いんじゃないか?と思われるくらいのフィット感!


どんどん期待値が上がったのはいうまでもありません。

オーダー後もビンテージの生地を見せていただいたり、COLオリジナルのシューズなどを見せていただいたりでとても充実した訪問になりました。


何か1つでも持ち帰りたくて、評判の良いオリジナルのマスクを購入。


すぐに使い始めましたが周りからの評判も良く使い勝手も◎です。

1.5ヶ月でSu misura完成

12月初旬に完成の連絡をいただき、こちらも運よく神戸に行く機会があったのでCOLに行って来ました。


なんて立体的なジャケット…!


ラペルも存在感があり、生地の重厚感もしっかりと伝わって来ます。

当日はチョークストライプのスーツだったのでパンツが変w

早速着用してみると、生地の硬さは当然ながらあるもののアームがしっかり細いのに窮屈にならず、肩周りもウエストもぴったりです。


サイズゲージの段階でかなりのフィット感だったので、直していただいたのは肩幅、袖丈、あとは微修正程度。


ですがやはり私用に修正していただいたものはよりフィット感も向上。もちろんジャケットへの愛着も湧いてきます。


嶋田さんからは2年ほど着用するとこなれて来て雰囲気も良くなってくるとのこと。たくさん着なくてはいけませんね^^


非常に気に入ったので、次はスペンスブライソンのリネンで1着お願いしようかな。

ジャケットの詳細

改めてジャケットの全景を。Su misura Ⅱという型をベースに作っていただいたものです。


生地は前述の通りFOX BROTHERSのフランネル、段返り3つボタン、チェンジポケットあり、バルカポケット、やや広めのラペル、本切羽…


生地以外は基本的にCOLのベースの型をそのままお願いしています。


以前はいろいろいじくるのが好きでしたが、サイズゲージサンプルの仕様がとても好みだったのでほぼほぼお任せに。


ご覧の通りラペルからの立体的な曲線が美しい!

ラペルは9cmほど、存在感がありでもやりすぎ感もなく感じます。生地の雰囲気の良さも私の写真の腕でもわかるくらい良い。


オリジナルのハンガーはプラスチックながらもマイネッティのような加工がされていて◎

ボタンは水牛でこちらもおすすめのほぼ黒のダークブラウン。生地の重厚感にも負けていません。

総裏仕立ての裏地側には、控えめなCOLのタグとFOXのタグ。


内ポケットも左右に1つずつにしてボタンも全て排除しました。


こちらも昔別のところでオーダーした時にはあれやこれやとつけるのが好きでてんこ盛りにしていましたが、実際使うのは左胸の内ポケットにスマホを入れるくらいなので、左右にひとつずつあれば十分です。


ジャケットの細かな作りについては蘊蓄を語れるほど詳しくないので割愛しますが、立体的な佇まい、割とタイト目なのにストレスのない着心地、そして良質な生地と掛け合わさることによる雰囲気。


本当に素晴らしいジャケットを仕立てていただきました^^

コーディネート

Jacket : COL
Shirt : Errico Formicola
Tie : Drake’s
Pants : Germano
Shoes : Cheaney

写真がわかりづらく恐縮ですが、ブラックウォッチのパンツに合わせています。


腕の部分にまだ馴染みが出ていないため少ししわが寄っていますが、身幅はジャスト、丈もしっかりとあり、それでいて細身のパンツとも相性良しです。


Jacket : COL
Shirt : LES LESTON
Tie : E.Marinella

また、ラペルに存在感があるので合わせるネクタイもそれに負けない存在感のあるものがよく合いそうです。


今年初めて購入して同じく虜になったマリネッラと合わせてみると、やはり相性抜群。


マリネッラのカシミヤタイとも相性いいだろうな…

Jacket : COL
Knit : Maison Martin Margiela
Pants : Brooks Brothers

オフの時にはこんな感じでタートルと合わせようと思っています。スラックスと合わせていますがジーンズでもチノでもいけるでしょう。


汎用性が非常に高い!まだまだ生地も硬く自分のものにはできていませんが、いろいろなものに合わせて着用していこうと思います^^

まとめ

初めてのCOL訪問、そしてオーダーについてでした。ビスポークではありませんが、非常に満足度が高いオーダーをすることができました。


来年も東京でトランクショーをやるそうなので、先にも書いたように次は春夏のジャケットをスペンスブライソンのリネンで一着お願いする予定です。


レスレストンもそうですが、関東に住んでいるのに関西のテーラーに惹かれてお願いすることが多いのはなんでなんだろうな笑


まだまだMTMを初めオーダー初心者ですが、来年も楽しんでいこうと思います^^

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