先日ご紹介したDRAPERSのスミズーラと同日に受け取った、COLさんのバルマカーンコートをご紹介します。
一年前の靴会で、貴重な生地があると見せていただいたDRAKKARの生地。玉虫色の独特な表情、ビンテージのバーバリーやアクアスキュータムにもみられる美しい色味に即やられまして。
もちろん生地だけでなく、任せて安心COLさんですからシルエットをはじめ大変美しいコートを作っていただきました。
COLのバルマカーンコート
今回はスミズーラでお願いしています。コートのオーダー自体が初めてで、ポロコートも来年お願いしたいなあなんて考えています。
全体像
ごくごくシンプルなバルマカーンコート。すぐにわかるAライン、バサッと着るコートとして最適な形をしていると思います。ウエストベルトを写していませんが、ウエストベルトももちろんついており、ぎゅっと縛ってきることも可能。
バーバリーやアクアスキュータムのバルマカーンは比翼仕立てが多いですが個人的にはボタンが見えた方が好みなのでこの形なのは嬉しいです。
袖は2枚袖ですが、肩のラインは着用時も非常に綺麗で、裾のドレープもとっても好みの一着にしていただきました。
生地
昭和59年、西暦だと1984年に織られたDRAKKAR、こんなのが見つかるのはCOLさんならではではと思いますしめちゃくちゃ貴重な生地です。
さらに私と同年代ということもあって勝手に親近感。玉虫色を織りなすオレンジの糸がまたたまりません…!今でも玉虫色の生地はあるそうですが、当時の独特の光沢や雰囲気はもう出ないそう。
星ステッチ
オーダー時に星ステッチを提案していただき、生地のドレープにとても雰囲気がマッチしそうだったので星ステッチに。
しかしこの玉虫色は少し光の加減が違うだけでも全然見え方が違うので面白い。
コーディネート
ジョンスメドレーのタートルにジェルマーノのコットンパンツ、COLオリジナルシューズと。ガバッと着られるサイズ感に着れば勝手に綺麗なAラインが出る素晴らしいコートです。
後ろ姿。ラグランスリーブの肩周りも変にもっこりすることなく綺麗に落ちてます。こちらも裾の広がり、ドレープ感がたまりません。
こちらもジョンスメドレーのタートルにジェルマーノのブラックコーデュロイパンツと。
ぎらつくような玉虫、なんというか光沢の強い玉虫色だと主張が強すぎて合わせにくいのですが、落ち着いた色味のためグレーにもネイビーにもブラックにも合わせやすくとても汎用性が高い一着になりました。
まとめ
初めてのコートのスミズーラ、それをスペシャルな生地で。なんとも思い出深い一着となりました。
ライナーがついているわけではないので、主に3,4月、10,11,12月がメインとなります。ただもっと着用したいのでライナー後付けしようかなとも思っています。
もう手に入らない貴重な生地ですが、気負わずにガバッと、ちょっとラフに着るくらいがちょうど良いと思うのであまり気負わずに着用していきます^^
さて、今年も残りわずかですが残りはもう一つCOLさん、もう一つはベストバイをお届け予定です。
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