先日、年始に高円寺のSafariで購入したOARAZIO LUCIANOのリネンジャケットをご紹介しましたが、その際に気になっていたネイビーのジャケットも後日購入しました。
非常にシンプルで使い勝手が良いウールモヘアのホップサックネイビージャケットです。
究極のベーシックと題しましたが、クラシカルな形、仕立ての良さ、素材の良さ、どれをとっても素晴らしく汎用性もめちゃくちゃ高いネイビージャケットということで大袈裟ではないかと思っています。
いつも通り、詳細と着用感やサイズ感をお伝えできればと思います。
ORAZIO LUCIANOについて
以前ご紹介したリネンジャケットのポストに簡単に紹介しておりますのでご参考までに。
購入したジャケットの詳細
それでは購入したジャケットの詳細をご紹介します。
全体像
基本とも言えるネイビージャケット、やや明るめで春夏にぴったりの色味。
ベーシックでありながらもラペルの存在感と柔らかなハンドでの袖付けが感じられるほどよい雨降り袖、しっかりとられた着丈に細すぎないウエストシェイプと中庸で長く使えること間違いなしながらもしっかり主張のあるジャケットです。
段返り3つボタン、パッチポケットのサイドベンツ、リネンジャケット同様に着用すると非常に軽い着心地は圧巻です。既製とは思えぬほど良いフィット感です。
生地
少し明るめのネイビーホップサック、さらにウールとモヘアということですべすべ滑らかではなく少しざらっとした肌触りです。
これくらいの明るさ、春夏にはすごく使いやすいんですよね。明るめのグレーのパンツにもチャコールグレーにもどちらでもいけますし、もちろんネイビーやブラウン、ホワイトのパンツにも◎めちゃくちゃ万能な色味だと思います。
各部詳細
リネンジャケット同様に存在感のあるラペル。やや高めに設定されたゴージラインはほぼ一直線ですが機械的には見えません。幅の広さも含めてとてもクラシカルな雰囲気です。
ハンドのボタンホール。オラッツィオルチアーノのジャケットかな？と思うくらい特徴的な形。
※と思ったら、シャマットも近しい形のボタンホールをしているものを見ました。
雨振袖。程よい程度。こんもりしているものは好きではなく自然と落ちる形に入っているのがとても良い。
やや縦長の、小洒落たウイスキーのグラスのように湾曲したパッチポケット。
襟は一枚襟、全くもって平面に置けません。どれくらい時間かけてクセつけするんだろう。生地的にもなんとなく難しそうです。
ボタンは大振りの水牛ボタン。リネンジャケットについていたものとは違ってマーブル模様が控えめ、ジャケットとの相性も抜群だと思います。
袖ボタンは4つの重ね、先日ご紹介リネンジャケットと同じく心斎橋リフォームの有楽町店でお願いをしました。4つまでならホールがいくつになっても同料金なのは嬉しい限りです。逆に貧乏性の私は同料金なら…と減らすのがもったいなく感じてしまうのですが…^^;
裏地。内タグはシンプルにブランドロゴのみ。生地のネームタグなどはつきません。アームホールはリネンジャケット同様にそら豆型でスッキリ見えるのにとても動きやすい。手縫いながら綺麗に作られています。
サイズは同様に48、ORAZIO LUCIANOは結構個体差が大きいと友人から教えてもらったのですが、確かにその通りで、同じ48でも個体によって着心地に差を感じることがあります。基本的には同サイズを選べばいいかと思いますが、試着できるのであればベストですね。
着用感・サイズ感
チャコールグレーのウールモヘアスラックスと鉄板の組み合わせに、LES LESTONで作ってもらったアルモのボイルを使ったストライプシャツ、TomorrowlandのSevenfold社製のネクタイと合わせて。やや明るめのネイビーなのでチャコールグレーのスラックスでも重たくなりすぎません。
別の日。マリネッラの50oz、PT TORINOのワイドベージュチノと。50ozの重厚な質感にも負けない存在感、ベージュのパンツとの相性も抜群です。最強の汎用性。
サイズ感は48でぴったり。うーっすら背中にツキジワがあるような感じに見えますが、とても綺麗だと感じます。ウエストもほどよくシェイプされていて長く着られそうです。
まとめ
今シーズンもネイビーのジャケットが出ているようですが、ORAZIO LUCIANOのHPを見ると€2.699,00 EUR、今日のレート換算だと42.5万円…円安も相まってとても手が出ません…このジャケットは13万円ほどで購入でき本当にラッキーでした。教えてくれた友人には感謝しかありません。
気負わずにたくさん着用と思います。プロパーで買えるように、頑張らないとな。
コメント