タイトル通り、思わぬ形で手にした6足目のCOLオリジナルシューズをご紹介します。
COLオリジナルシューズはこのブログで何度も登場していますが、最初に受け取った1足目からドーバータイプの5足目まで全て気に入っていて、制作してくださっているseica霜崎さんの真摯な姿勢・人柄もあり、私にとってベストな靴です。
今回ご紹介するのは、COLオリジナルシューズが始まったばかりの時のサンプル。欲しかったポロブラウンのスエードの外羽根シューズです。
いつも通りご紹介させてください。今回も最高の一足です。
COLのアトリエにて
2着目のビスポークジャケットの納品で神戸のアトリエまで行った際に、なぜそういう流れになったのか覚えていませんが、気がついたら購入していました。次のオーダーはスエードで…みたいな話をしていたら出してくださったんだったかな…
初期のCOLオリジナルシューズ、RTWのものを試着。今のラストも好きですがこのラストも抜群のフィット…外羽根のウイングチップはVASSのものを所有していますが、スエードとなると持っていませんし、オフの時でも履ける霜崎さんの靴が欲しくてほぼほぼ即決だったと思います。
COLオリジナルシューズ6足目の詳細
ここから購入した靴のご紹介です。外羽根のウイングチップといえば、というベーシックな形、ステッチは全てシングルで色は白です。
ポロブラウンのスエードはまさにこれからの季節にぴったりのカラー。色落ちしたデニムに合わせたら最高だと思います。もちろんリジッドのデニムにも。
丸っこいコロンとしたシルエットがスエードと相まって優しい印象。もちろん作りはいつもの霜崎さんクオリティで、
ハンドソーンに細かな出し縫いのピッチ、美しいシームレスヒール。優しい印象とは裏腹にクオリティは流石の一言です。
出し縫い部分。ウエルトの縫いの部分がナチュラルカラーなので程よい抜け感があります。ここがコバと同じ色だとだいぶ引き締まった印象になりますが、ポロブラウンの色味も相まってナチュラルカラーの方が全体のバランスが取れそうです。
グニっとねじれたラスト。少し控えめなねじれですが歩きやすさは抜群です。
ソールもいつも通りの仕様。手仕事を感じられるウエストの絞り、ソールの立体感、程よく打たれた化粧釘。私の歩き方だと数回履いたらトゥ結構なところまで削れてしまいます。当然リペアに出すのですが、リペアに出して手元から離れる時間がもったいないと感じて最初からスチールをつけてもらうようにしています。
ですが、やっぱりこの仕様の方が綺麗だしいいんだよなあ…ないものねだりですね笑
プレメンテ
COLオリジナルシューズ初期のものということで、作られてからずいぶん経っているためプレメンテは念入りに。アッパーはスエードリッチモイスチャーだくだくに、ライニングはドラテフカのオリジナルクリーム、ソールはブートブラックのものを。
少し色が濃くなりましたが、しっとりもっちりしています。またスエードなので足馴染みは元々良いのですが、ドラクリでさらに柔軟に。履き下ろしから足馴染みがよく、数回の着用ですっかりと馴染みました。
変わらぬ素晴らしい履き心地
RTWなので当然私の足に合わせて肉盛りがされているわけではないのですが、びっくりするくらいぴったりのフィッティング。初めてCOLオリジナルシューズを試着したときの感動再びといったところ。
履き口が笑ってしまったりすることもなく、かつスエードということもあって最初からかなり馴染みが良いです。ポロブラウンのスエードはやや明るめのパンツと相性が良く、ライト〜ミディアムグレーや色落ちしたデニムにぴったりですね。
まとめ
思わぬ形で手にした6足目、初めてのスエードの一足は休日に履くのに最適な一足です。早々に足に馴染んでおり、これから春になったら出番が増えるでしょうから楽しみな一足。そして霜崎さんの初期型COLオリジナルシューズというのも嬉しいポイントです。
7足目、8足目もお願いしているのでまたご紹介したいと思います。
過去に作っていただいた靴
1-5足目は以下にまとめています。いずれも結構長い記事ですがご参考までに…
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