先日ご紹介した6着目と一緒にオーダーした、レスレストンのビスポークシャツ、7着目をご紹介します。
ずっとドレスシャツをオーダーしてきましたが7着目は少し趣向を変えてオフのときにでも気楽に着られる、でもジャケットと合わせることもできる、そんなシャツを作れないかとお願いしたのが今回のボタンダウンシャツです。
なかなかボタンダウンシャツは襟の開きやロールなど、塩梅が難しいところなのですが良い提案をしていただきイメージ通りの1着に。
今回もさらに進化をした素晴らしい1着を仕立てていただいています。いつも通りご紹介させてください。
オーダーの流れ・仕様
前述の通り6着目と同じく東京トランクショーでお願いしました。生地はアルビニのロイヤルオックスフォード。襟型はボタンダウン、タックアウトもインもいける、わがままな仕様をお願いしました。
項目 | 仕様 |
生地 | アルビニ ロイヤルオックスフォード 80番双糸 |
襟形 | ボタンダウン |
カフス | 円錐 |
襟のステッチ | 5mm |
納期 | 4ヶ月 |
今回のボタンダウンの襟型のイメージに最も近かったのが富山の名店Foggy&Sunnyの別注品。写真で見せてもらってまさにこれ!という感覚でした。
なお、以下にトランクショーでの様子をご紹介しています。よければご覧ください。
7着目の完成
いつもの箱に入って到着した7着目。いつもとちょっと違う、初めてのボタンダウンとご対面。カジュアルにも着られるように大き過ぎない襟のバランスが秀逸です。
オックスフォード系のシャツは洗いをかけるのが楽しみですぐに洗いをかけました。最初は強めにシワがつきますが洗いをかければかけるほど柔らかくなってアイロンなしでも様になっていくのがオックスフォード系の生地で好きなところ。
ボタンダウンのオーダーとともに前立てありも初めての仕様です。ポケットは付けませんでしたがつけてもよかったかな…
8.5cmの長さの襟に高過ぎない台襟。ロールの具合は控えめで、コテコテにならずにスッキリ着られるもの。タックアウトする時なんかはその方がバランスいいですしね。
肩のラインがいつもよりも角度がついていてスコッと前肩に乗る感じ。
一枚のヨーク、ダーツなし、カフスはいつも通りの形で。1回洗った時の写真ですがオックスフォード系の生地らしいパッカリングが良い雰囲気です。
細部はいつも通り。安定のレスレストン品質の縫製でございます。
ただタックアウトも想定しているシャツなので着丈はいつもより短め。あとはボディもほんの少しゆとりのある形にしてもらってます。で、実際着てみるとタックアウトの方が様になるかなあという感覚で、これは休みの日、もしくはゆったり仕事をしたい日に着るシャツだなと。
着用感
カルロリーバのインディゴテラで作っていただいたものと同様に、2月末に届いてから毎週のように着用しています。届いた時はまだ寒かったのでニットのインナーやアウターのインに着用していて、最近はシャツ一枚でザクっと着用することが多いです。
まだまだアルビニのロイヤルオックスは硬さがあり光沢もやや強め。ですが着て洗ってを繰り返していくともう少し落ち着くかな。着心地は言わずもがな良いのですが、あと20回くらい着て洗ってを繰り返せばもっと柔らかくなってこなれるでしょうからさらに着心地も良くなりそうです。
唯一の弱点は汎用性が高過ぎてこればっかり着用してしまうことでしょう…事実、最近一番着ているシャツです^^;
まとめ
7着目は趣向を変えたカジュアルにも着られるボタンダウン。それでもしっかりビスポーク仕様で袖を通せば気分が最高に上がるシャツを作っていただきました。
白のボタンダウンはついつい手が伸びる一着ですが、この一着はそれの究極といってもいいかもしれません。迷ったら自然と手が伸びるシャツです。
さてさて、そんなレスレストンの紹介シリーズも8着目以降、まだまだ続きます。ぜひ引き続きご覧いただければ幸いです。
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