12着目のレスレストンはストックのVintage生地からThomas Masonのギンガムチェックでお願いした1着になります。
Thomas Masonは知名度も高く1796年英国ランカシャー創業、1991年にアルビニに買収されてからはイタリアで生地が作られているそうですが、今回のものはそれ以前の英国で作られていた時のものです。
オーダーしてから随分経ってしまいましたが…いつも通りご紹介させてください。
オーダーの流れ・仕様
2024/9の東京トランクショー@ホテルオークラでオーダーしたものになります。20時とかその前後に、仕事おわりに直行。
オフの時も着られるカジュアルな一着をお願いしようと思っており、豊富な選択肢の中から選んだのはThomas Masonのギンガムチェック。レスレストンのストックからもっともその時の気分に合うものでした。ツルッとしたものではなくボイルのような質感もある不思議な生地。
オフでも着ることを考えると、というのでもう襟型はボタンダウンに決めていました。ゼニアのコットンリネンでお願いしていたロングポイントのボタンダウン、柄物ということでポケットもつけて5mmステッチにて。
項目 | 仕様 |
生地 | 英国時代 Thomas Mason Vintageギンガムチェック |
襟形 | ボタンダウン |
カフス | 円錐 |
襟のステッチ | 5mm |
納期 | 5ヶ月 |
12着目:英国製 Vintage Thomas Mason
納期通り2025/1に完成、納品。写真中心にご紹介していきます。
いつもの箱にいつもの開封。
「いつも」だけど毎回違う生地、仕様、アップデートにワクワクし、感動するこの瞬間はやっぱりたまらないものです。今回は開封すぐの写真をいくつか。
端部から5mmきっちりと正確にとられた超絶運針。力強いロングポイント・まだ生地のハリがありながらも美しくロールする襟、ポケットの神がかった柄合わせ。開封してから一つ一つ確認を毎回するのですが、毎回嬉しい。
精緻だけどどこか余裕とゆとりを感じる雰囲気。ダーツがないのもそれに一役買っているでしょうか。横から見ると襟の端部までのカーブがとても美しい。
剣ポロの柄合わせも完璧、きっちり留められたボタンも完璧、表やタックインしてしまえば見えないタグにガゼットの縫製も完璧。
英国製を示す旧タグにさらりとした平織りのコットン。ボイルほど薄く透ける感じはないですが、ポプリンのように高密度にギュッとしたような印象はなく風通り良さそうな生地です。実際風通しよく夏でも一枚で着られる生地感。この雰囲気の白があれば欲しいな…
オフを主役にしつつオンにも
レスレストンのサファリにHichmanのオフホワイトパンツと。レスレストン同士合わないわけがありません。ネイビーでグラデーションをかけていくか白系で爽やかにいくか。どっちも取れるブルー。
ジャケットにもノータイで。トラッドっぽくニットタイ、とも思いますが私の着方や手持ちだとノータイで着用することが多そうです。白やサックス、ロンストのシャツと比較するとオンの時は出番は少なくなりますが、オフの時に大活躍してくれるシャツですね。狙い通りです。
まとめ
12着目のビスポークシャツのご紹介でした。さてさて、この12着をオーダーした時はもうシャツはお腹いっぱいでは…と思っていたのに結局頼み続けています。それはシャツが好きだからということもありますが、やっぱりレスレストンだから、という部分が大きいですね。13着目、14着目についても追ってご紹介いたします。
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