10着目となったLES LESTONのビスポークシャツをご紹介します。
9着目のALUMOをご紹介予定でしたが、諸事情により2025年の仕事始めの週におろす予定なので、先に活躍してくれているこちらのご紹介。
カルロリーバのリノオックスフォードで作っていただいたビスポークシャツ、悪いはずがありません。
いつも通りご紹介させてください。
オーダーの流れ・仕様
3月の東京トランクショーでオーダーしたものになります。当日の様子は以下でご紹介していますのでよければご覧になってください。
上記記事にも記載していますが、こちらは私のファーストレスレストンとなったピンオックスシャツが擦り切れ始めているため、その代わりにとオーダーしたものです。
仕様は以下の通り、私の一番好きな仕様で。なお、ファーストビスポークとなったシクテスの1枚も襟が擦り切れ始めているので、そろそろ交換時期かな…
項目 | 仕様 |
生地 | カルロリーバ リノオックスフォード |
襟形 | セミワイド |
カフス | 円錐 |
襟のステッチ | 3mm |
納期 | 5ヶ月 |
10着目の完成
いつもの箱です。余談ですが、この箱はシャツの残布とネクタイを入れるのに使っています。片方はCARLO RIVAのLINO OXFORD、もう片方はGrandi & Rubinelliの200双糸ポプリン。
開封。いつも通り美しい襟。最近は安心感を感じるようになりました。
LINO OXFORDの生地感。リネン67%、コットン33%の混率。光沢感がありますがリネンの粗野な雰囲気もある不思議な生地。カルロリーバらしく肌触りはとても滑らかです。
一般的には春夏向けの生地と思いますが、この質感はフランネルなどの起毛した生地にもよく合うので通年で着用できます。
洗いをかけて軽くアイロン。軽くかけただけ、ということもあると思いますがリノオックスフォードは少ししわが取れにくいかもしれません。まあこの辺りは洗いをかけていけば柔らかくなじみ気にならなくなるでしょう。
仕様はいつも通り、ダーツやギャザー等もない非常にクリーンなシャツ。でも私の身体にバチバチにフィットするシャツ。
超精緻な縫製、ほつれ知らずのボタン、圧巻の運針、どこをみても隙がなくどこに来て行っても恥ずかしくないシャツ。
いつものタグ、ガゼットにカルロリーバのネーム。
カルロリーバが高くなってしまったので最近は減っているそうですが、以前はよくこのリノオックスフォードのオーダーが入っていたようです。かなりの数縫製されたと伺いました。そんな時代が羨ましいなと思いつつ、今の価格に対応できるように仕事を頑張るしかないですね^^;
安心感のある着心地
白のベーシックなシャツですので合わないものはなく、かつ1日着ていても全く疲れないシャツ。安心感がありますしこのシャツに袖を通すだけで気分があがります。リノオックスフォードはややしわにはなりやすいですが、逆に夏とかにノータイで着るのも良さそうです。
納品いただいてから10回程度着用しているかと思いますが、少しずつこなれてきています。まだまだではありますが、いろいろな生地のシャツを着てきているので、なんかまとめてみたいなと思っている今日この頃です。
まとめ
10着目はビスポークでついかかってしまう「せっかくだから良いものを」病でオーダーしたカルロリーバのリノオックスフォードでした。今回も素晴らしい1着になり、レスレストンチームの皆様には感謝です。
レスレストンの紹介シリーズ、次こそは同時にお願いしていたビンテージのアルモでお願いした9着目をご紹介します。ぜひ引き続きご覧いただければ幸いです。
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